あらゆる関節の痛みに役立つMSM

MSM(メチルサルフォニルメタン)は、アメリカ健康食品市場で関節の痛みを軽減するのに役立つ食品素材として注目されています。国内では、2001年10月に食品の利用が認められた新規素材です。

MSMとは?

  • MSM(メチルサルフォルニルメタン)は、有機イオウ化合物です。
  • アメリカで最も注目を浴びている健康補助食品の一つです。
  • MSMが数ある健康補助食品の中で注目を集めている理由は以下の通りです。
    1, 効果が体感できる(リピートが多い)
    2, 臨床医が効果を裏付けるコメントを発表している(臨床例など)
    3,品質を裏付けるライセンスに従い製造されている。
  • 構造式:CH3SO2CH3

MSMの安全性は?

MSMは食品にも含まれます

  • 通常食べている食品の中にも極微量ですが存在しています。
  • お茶、コーヒー、トマト、ビールなどの一般的な食品にも含まれ、中でも牛乳に一番多く含まれていることが知られています。


安全性のデータ

  • MSMは、人間の体内にも存在する物質で、毒性も無く、副作用もほとんど報告されていません。充分に安全性が調べられています。 
  • 動物実験による急性毒性、亜急性毒性ではラットのLD50は、20g/kg以上
  • 人の摂取では、体重1kgあたり1gのMSMを30日間投与で毒性が認められていません。
  • 大量投与(2-8g/日)でまれに胃の不調や下痢が起こった例がありますが、その他の副作用は報告されていません。

MSMの働き


  • MSMは、有機イオウの仲間で、体内で必要なイオウ成分の供給に役立ちます。
  • イオウ成分は、わたし達の体の中では、酵素、関節、髪、爪、肌、粘膜などたくさんの部分で使われている非常に大切なミネラル成分です。
  • 通常は、肉や魚などのたんぱく質からイオウ成分を取り出して必要なものに作り変えています。
  • わたし達の体は、歳を重ねると髪が白くなったり・抜けたり、肌にしわが出来たり、関節が痛くなったりします。
  • この老化現象は、消化吸収などの身体機能が低下するため、たんぱく質からイオウ成分の取り出しや利用が難しくなるためです。
  • MSMの作用は、イオウ成分をたくさん必要とする部分や老化現象の顕著な部分に効
    果的に働きます。その働きは、(1)関節痛の緩和(軟骨の強化)、(2)美容(髪、爪、肌)、(3)解毒・抗アレルギー作用(粘膜組織の強化)などが挙げられています。
  • 特に関節痛の緩和は、従来の素材であまり効果がなかった炎症性の関節炎の痛み緩和にも効果的と言われています。
  • MSMは、極めて単純な構造であるために、地球上のほとんどの生物が活用できるイオウを供給することができます。

OptiMSMについて 

  • MSMはイオウ化合物ですが、天然に存在する量だけでは健康食品として利用するに
    は少なすぎるため、いろいろな原料を使って作られています。
  • MSMはアメリカ、インド、中国などで作られていますが、それぞれの原料と異物除去法
    が異なります。
  • OptiMSMは、アメリカ・ワシントン州にあるバーグストローム・ニュートリション社が作っ
    ています。OptiMSMには以下のような特徴があります。

OptiMSMは国際的な認証を取得

  • OptiMSMは、製品の品質につきましてはISO9001 を取得(cGMPにも準拠)。
  • また安全マネジメントシステムの進化形でありますFSSC22000 を取得。 (MSM製造会社でこの基準の認定を受けているのは、世界で唯一バーグストローム社だけです。)
  • FDAによるGRAS(Generally Recognized As Safe)物質であることが認められています。

OptiMSMは高純度

  • 作られたMSMの品質は、使用された原料と水に左右され、それらに含まれる不純物を除くための精製方法に影響を受けます。
  • MSMの精製方法には、蒸留法と結晶化法があります。
  • 結晶化法は、ひ素、鉛、水銀、カドミウム、揮発性有機化合物などの不純物が混入する可能性が高いと言われています。
  • OptiMSMは、それらの不純物を沸点の違いにより取り除くことができる蒸留法によって精製されています。
  • 不純物として混入の可能性がある微生物、重金属を高感度で個別分析を行う検査体制が充実しています。

(左)蒸留法で精製されたMSMの結晶
(右)結晶化法で精製されたMSMの結晶


「OptiMSM」は、以上のことから最も品質の高い世界最高ブランドとして認められ、信
頼されています。

蒸留工程図

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蒸留工程図

MSMの研究データ

MSMの変形性関節症の関節痛軽減効果

試験概要

変形性関節症16名(55から78歳のアメリカ人男女)の被験者をプラセボ群(6名)とMSM投与群(10名)の2つのグループに分け、二重盲検法によるMSMの効果判定を行っています。 効果判定:投与開始前、4週間摂取、6週間摂取時に被験者の関節の状態を調べ、その改善率を調べています。

関節痛の状態は、問診によって0から100(100が最も悪い状態)まで計数化して摂取前と摂取後で比較しています。 摂取量:MSMは、1日2250mg(750mg×3回)を6週間にわたって投与しています。試験中、全ての薬物およびサプリメントの摂取は中止しています。

結果

MSMの摂取は、変形性関節症の患者さんの自覚症状を著しく軽減しました。 被験者は、平均的に摂取後3から4週間で痛みの軽減を自覚。

変形性関節症とは、骨の関節部の先端にあるクッションの役目をしている軟骨が、磨耗、乾燥等により退化する事によって生じるもので、痛みと動作障害を引き起こす疾病です。MSMは、骨軟骨を強化して痛みを軽減しています。


リウマチ性関節炎に対するMSMの効果

試験概要

MRL/lprマウスは、慢性関節リウマチ、全身性ループスエリテマトーデス(SLE)、重症筋無力症などに代表される自己免疫疾患の病態モデルとして開発されたマウスです。このマウスにMSMを与え、その病態発症に及ぼす効果が調べられています。 投与量:MSMは水に溶かし(濃度は3%)飲料水として与えています。 摂取量は、6-8g/kg/日です。

結果

  • MSMは、自己免疫疾患の発症を予防することによりマウスの寿命を延長させた。
  • コントロール群では約22週齢であった寿命がMSM投与により40週齢以上。
  • 脾臓および胸腺の肥大が抑制されていた。また、自己抗体量も減少傾向であった。


※MSMは骨関節炎だけでなく、自己免疫疾患であるリウマチなどの関節痛にも役立つ可能性が示唆されています。

ニーズMSMの摂取試験結果

  • ニーズMSMの摂取試験が枚方市の愛成クリニックで行われました。
  • 生活習慣病などで通院中の患者さんの中から関節痛に悩んでいる方10名にニーズMSMを投与しました。
  • 1日 9から10カプセルを1ヶ月 間投与し、摂取前後の関節痛の変化を調べています。
  • 披験者の10人中7人がひざの痛みを、6人が腰の痛みを訴え、その約7割の方の関節の痛みが緩和した結果が得られています。


MSMの花粉症に対する効果

MSMの花粉症に対する効果


 まとめ

関節の健康に役立つと言われている素材の市場は、グルコサミンが500億円の市場を形成して大変注目を浴びています。 新規素材MSMは、関節痛の軽減を自覚できること、あらゆる関節の痛みに役立つことなどの特徴がありますので、既存の素材と充分に競争力がある素材と考えています。

最後に臨床医などがコメントしたMSMの関節に対する働きについて下記の様にまとめます。

  1. あらゆる関節の痛みを改善
  2. 関節を柔軟にし、機能回復させることでQOLの向上役立つ
  3. 関節痛によって引き起こされるこわばりや腫れを軽減
  4. 関節周辺の筋肉の炎症・痛みも軽減
  5. リウマチ性関節炎の痛みを軽減
  6. 約3から4週間程度で体感できるらしい

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