その閲覧者は能動的?受動的?

購入間近な「見込み顧客」ほど能動的に情報を欲しますし、受動的に情報を受け取ってもらうのは「潜在顧客」を育てるためと言えます。

「リーンフォワード」と「リーンバック」という考え方があります。

リーンフォワードは直訳で「前傾姿勢」のこと。詳しく知りたいと思って、検索して、原料・受託バンクを選んで閲覧している、あるいは原料・受託バンクを「お気に入り」に登録しており、やはり詳しく知りたいと思って閲覧している方を指します。つまり積極的、前のめりということです。彼らは「御社に問い合わせる一歩手前の有力な見込み客」と言えます。

一方、リーンバックは、ソファーなどに寄りかかってテレビや新聞の情報を受け身で受け取ることを指します。詳しく知ろうと情報を選んでいるわけではなく、流れてくる情報を眺めている方です。彼らの中から御社製品に興味をもつ方が出てきます。営業活動や展示会、業界紙のニュースや特集がこの領域を担っています。

こうして特定の製品が欲しくなったバイヤーは、詳しく知りたいと思って、検索し、原料・受託バンクで比較検討に入ってます。