頼るべき存在
健康食品・サプリメントでビジネスしたいんだけど、どうすればいいのかわからない…..、ビジネスがうまくいかない…..という会社の方が頼るべき存在は誰でしょうか。それは、「原料供給会社」と「受託製造会社」です。
「原料供給会社」は、その名の通り、原料をメーカーなどに供給する会社で、原料サプライヤー、原料メーカーなどと呼ばれています。「受託製造会社」は、製品化までの工程全部、または一部を受託する企業で、受託や受託加工などとも呼ばれています。
では、なぜ頼るべき存在が原料供給会社と受託製造会社なのか。
健康食品・サプリメントができるまでには非常に多くの工程がありますので、1社ですべてを行うというよりは、各工程に強みを持った複数の原料供給会社や受託製造会社で一つの製品を作り上げるのが一般的です。したがって、製品化する際には、どの工程をどの会社に担ってもらうかというようなノウハウ(知識、経験、ネットワーク)が非常に重要になってきます。
原料供給企業と受託製造会社は、このノウハウをすでに持っているという意味で、非常に頼もしい存在なわけです。
(このノウハウは食の安全にも大きくかかわってきます。→食の安全と原料供給・受託製造)
信頼関係を築く
こういったノウハウは、目に見えるものではないので、依頼する側としては納得するようなデータなどで示してほしい考えます。しかし、ノウハウを持っている会社からすれば、それは強みそのものなので、情報開示には慎重にならざるを得ません。この問題を解決するのは、信頼関係以外には無いのではないでしょうか。
お互いの考えを理解するためのコミュニケーションが円滑に行え、それにより信頼関係が築かれるていく。こういった「パートナー」として原料供給会社と受託製造会社を位置付け、自社に合ったパートナーを探すことが第一歩となります。