安心・安全の純「境港」産のコーヨーキトサン

キトサンとは

キトサンはヒトの消化酵素では分解されないカチオン性の食物繊維の一種です。 近年、血清コレステロールの改善や血圧上昇抑制など様々な生理機能の報告がされております。 キトサンの一般的な製法は、カニやエビなど甲殻類の殻に含まれるキチンを脱アセチル化して作られます。 また、キトサンは健康食品の他、医療用材料や水処理、繊維、農業資材など幅広い分野で使われています。

カニの水揚げ日本一の境港だからできる純「境港」産キトサン

甲陽ケミカルのキトサンは鳥取県境港で加工された主に天然のベニズワイガニの殻を使った産地一貫生産です。キトサンを作るのに必要な甲殻類の殻は、カニやエビの加工食品を作る水産加工工場から出された物が一般的です。

甲陽ケミカル境港工場のある鳥取県境港市はカニの水揚げが日本一で、港の周辺にはカニの加工食品の製造も盛んに行われています。よって、境港は1箇所で大量のカニの殻を集められる数少ない地域の一つです。また、水揚げ日本一の境港だからこその安定した供給量と常に高品質で新鮮なカニ殻の入手が可能です。

境港で水揚げされたベニズワイガニはカニ加工工場で缶詰や加工食品などに加工され、出てきた生殻は新鮮なうちに甲陽ケミカルの境港工場でキチンやキトサンになります。

コーヨーキトサンの製造フロー

 

キトサンの新しい可能性

ここ数年、キトサンの用途は食品加工から新しい分野へも拡大を続けています。 環境分野、農業分野への応用は特に注目されています。その一例として甲陽ケミカルのキトサンは、 佐賀市環境下水道部の下水浄化センターで採用され、その処理効率の改善で大幅なコスト削減に 貢献しています。その様子は「月刊下水道」2009年9月号で維持管理レポート「佐賀市下水浄化センターの 汚泥減量化への取り組み」として紹介されました。

また、環境保護などへの関心の高まりの中、環境負担軽減型・環境循環型の農業が注目を浴びています。 カニ殻やキトサンを活用した減農薬・減肥料農法への取り組みも全国で進められています。 もともと鳥取県境港で水揚げされるベニズワイガニの水産加工で発生する産業廃棄物であった カニ殻を有効利用したキトサンの製造と応用は、資源循環型の産業としても注目されています。

トレーサビリティー

鳥取県境港の特定した加工工場から集められるカニの殻100%。
エビの殻は使っていません。境港で水揚げされるのはベニズワイガニ。コーヨーキトサンは主にベニズワイガニの殻を使用しています。

豊富なラインナップ

お客様のご要望に合わせて低分子品から高分子品、オリゴ糖や水溶性に加工した製品まで取り揃えております。

安全性試験

コーヨーキトサン は急性毒性や変異原性はもちろん、農薬一斉分析や動物用医薬品及び飼料添加物一斉分析を行って安全性を確認しています。 また、ヒトでの臨床試験でも安全性を確認済みです。

安全性試験の実績

  • JHNFA安全性自主点検認証登録証の取得
  • 急性毒性:ラットで死亡例無し2g/kg以上
  • 変異原性:陰性(TA100及びTA98)
  • 過剰摂取:ヒト3.6g/day(14日間)
  • 長期摂取:ヒト1.2g/day(4ヵ月間)

有効性試験の実績

JHNFA安全性自主点検認証登録証

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