従来の麻炭・桐炭の150倍以上の多孔質性・吸着力

日本古来の高貴で神聖な植物(麻・桐)を炭化・融合し、吸着力を最大限に高めた”活性炭粉末”

活性炭イメージ

悪臭や不要物の吸着など、さまざまな効能が知られる炭。古くから医薬品として活用されるなど、そのポテンシャルの高さはお墨付きだ。50年以上に渡り長く研究を続け、炭関連の原料素材を多数開発している炭プラスラボの最新素材、「麻炭・桐炭活性炭」は、同社が創業10年を前に「集大成」と位置づける注目素材。原料に「麻」と「桐」に着目した背景に迫りながら、そのすぐれた機能性を検証するーー。

医療界でも重宝される活性炭のチカラ

活性炭のチカラ

純度の高く吸着力の高い炭が、医薬品「薬用炭」として活用されていることからも、活性炭の優れた効能は古くから知られている。下痢症、中毒症状の解毒・吸着などに効果があるとされ、医療現場でも活用されている。薬効の源は、活性炭の多孔質にある。

炭の原料となる草木類には、根から水分や栄養を吸い上げる道管が網目のように走っており、活性炭にするとミクロの孔に変質する。この無数の孔が不純物や不要物を吸着して排出。体内を浄化する。炭粉末1gあたりの比表面積は100~300平米であるが、活性炭粉末1gあたりの比表面積はテニスコート5~10面分(1000~2000平米)にも及ぶことからも、その吸着力の高さが想像できるだろう。

炭を熟知する研究者が集大成として開発

機能性活性炭シリーズ

この多孔質に関する豊富な知見を蓄積しているのが、炭プラスラボだ。同社は、創業者の横山功夫氏が起業。多孔質については、同氏が早稲田大学理工学部大学院時代から半世紀以上研究を継続しており、膨大な知見が蓄積されている。

炭関連の機能性素材だけでも、選りすぐりの国産炭原料と特許出願済の独自の炭化技法(特願2020-096027、機能性食用炭™の製造方法)を活用し、これまでに4種の製品を開発。市場でも高い評価を得ている。

活性炭イメージ

そうした中、同社が創業10年を前にこれまでのひとつの集大成として開発したのが、「麻炭・桐炭活性炭」だ。
「桐も麻も4製品の開発以前から注目していました」(横山社長)。ところが、製品化するうえで、同社の基準をクリアする品質の国産原料に巡り会えなかったことに加え、安定確保も難しく、10年以上の歳月が流れてしまったのだという。

これまでに炭製品の普及を牽引してきた同社横山社長は、市場の拡大を歓迎する一方で、「食品添加物の炭粉末では、着色目的の黒い色素であり、炭化純度が低くクレンズ(浄化)効果は基本的に期待できません。多くの炭のサプリメントが発売されているものの、その多くは食品添加物の炭でカサ増ししている製品が非常に多いです」と警鐘を鳴らす。

具体例として、原材料表記の食品添加物表示の箇所に、「植物炭末色素(竹炭)」などの記載がある製品は効果を期待できない可能性があり要注意です」とアドバイスする。こうした状況も、今回の最高ランクの炭原料開発に至った背景にはある。

炭の原料としての麻と桐

麻イメージ

これまでに炭製品の普及を牽引してきた同社横山社長は、市場の拡大を歓迎する一方で、「食品添加物の炭粉末では、着色目的の黒い色素であり、炭化純度が低くクレンズ(浄化)効果は基本的に期待できません。多くの炭のサプリメントが発売されているものの、その多くは食品添加物の炭でカサ増ししている製品が非常に多いです」と警鐘を鳴らす。
具体例として、原材料表記の食品添加物表示の箇所に、「植物炭末色素(竹炭)」などの記載がある製品は効果を期待できない可能性があり要注意です」とアドバイスする。こうした状況も、今回の最高ランクの炭原料開発に至った背景にはある。

昨今は、炭としても注目されており、健康美容領域で利用が広がっている。 麻炭は、備長炭や竹炭の数倍の多孔質性を謳う広告が散見され、その神秘的なイメージから年々人気が上昇している。 しかし、実際に比表面積(多孔質性)を測定すると10平米/g以下であり、一般的な備長炭や竹炭の比表面積200~300平米/gと比べ1/20~1/30程度に過ぎない。一般的な麻炭を手指で潰すとすぐ粉々になり超微粉末となるため、その事を多孔質と勘違いしての広告表現のようである。粉末が細かくなる事と多孔質性(吸着力)とは全く関係無いため要注意である。この度同社が開発した麻活性炭は、一般的な「麻炭」の多孔質性(比表面積=吸着性)の150倍にも及ぶ、1500平米/gを実現している。

桐

桐は日本では桐箪笥(きりたんす)で知られるが、実は木ではなく草。それゆえに通常の木材繊維とは異なった構造を有し、繊維に混じって泡のように気泡がある。つまり、それだけ、吸着性に優れるということだ。
日本政府の紋章として用いられているほか、菊花紋に準じる国章としてビザやパスポート、500円玉硬貨の表面にも桐の花と葉がデザインされるなど、日本を象徴する植物として認知されている。

麻と桐の融合

日本で古くから神聖なものとされ重宝されてきた2つの素材。同社はなぜそれらを融合したのか。「どちらも日本を象徴する植物。単体でも優れていますが、合わせることでより力が引き出されると考えました。そこで繰り返し実験を行い、黄金比で2つを組みを合わせることで圧倒的な相乗効果が得られることがわかったのです」(横山社長)。その比率も製法も企業秘密としながら、単一の炭素材と比較しても、より大きな力を発揮する機能性食用炭™として満足のいく「活性炭」原料に仕上がったと胸を張る。

エビデンス1:マヨネーズ吸着試験

【試験場所】 公的第三者機関

【分析試料】 麻炭・桐炭活性炭

【使用資材】
・マヨネーズ: キユーピー株式会社製
・ろ紙

【試験方法】
(1)湯にマヨネーズ15g、20g、25gをそれぞれ加え均等になるまで攪拌
(2)試料 0.5gを加えて攪拌
(3)ろ紙にてろ過

【試験結果】
麻炭・桐炭活性炭0.5gにて、自重の50倍のマヨネーズ25gをほぼ吸着する事を確認
マヨネーズ吸着試験

エビデンス2:悪臭吸着試験結果

【試験場所】 公的第三者機関

【試験方法】
(1)テドラーバッグに試験検体を入れたものを「試料測定」、入れていないものを「空試験」とした。
(2)両者に調整した臭気成分を添加し、30分静置後の臭気を測定した。各試料3回測定し、平均値を結果に掲載。

【結  果】

悪臭吸着試験

※アンモニア:し尿の臭い ※酢酸:酸性物質の酸っぱい臭い ※メチルメルカプタン:歯周病による口臭 ※硫化水素:卵の腐った臭い
※トリメチルアミン:魚の生臭さ ※ピリジン:腐り果てた魚のような臭い ※アセトアルデヒド:つんとする酸っぱい臭い
※ノネナール:加齢臭の原因物質 ※インドール:大便の臭い ※イソ吉草酸:足裏臭の原因物質

エビデンス3:波動測定結果

波動分析報告書/測定値

【検  体】 麻炭・桐炭活性炭、他社麻炭(国産・H産・T産)
【測定形態】 波動消去したビーカーに検体10gを入れて測定
【測定者】 片岡 章
【測定器】 PRA-NK型(旧称:QRS)
【測定日】 麻炭・桐炭活性炭…2022年11月10,16日、他社麻炭(国産)…2022年11月17日、他社麻炭(H産)…2022年12月13日、他社麻炭(T産)…2022年12月14日



※波動値は、どの項目も、プラスの方が、望ましい意味になります。
※波動値の高低が示すのは、その物品のエネルギー状態や作用の仕方であって、単なる優劣ではありません。
※ 当波動測定は、現行の科学の範疇に属するものではありません。 また、医学的・薬学的な効能を保証するものでもありません。
(測定機関:アクアタック研究室)

測定値から導かれる指標(統計量)

1.《活性度》 … 波動値の高さ
グラフ ➡ 『《活性度》/世間の製品との比較』(3Dグラフ)
『世間の製品の状況Ⅰ/《活性度》』(分布グラフ)



2.《安心度》 … バランス
グラフ ➡ 『世間の製品の状況II/《安心度》』 (分布グラフ)

安心度

波動値の高さ/世間の製品との比較

波動値の高さ

■A群…本格的に健康・波動を考慮した製品
自然食品店・ヒーリングショップ等にて販売されているもの
■B群…「無添加」「有機」等の表示がある、健康に配慮された一般製品
スーパー・コンビニ・100円均一・ドラッグストア等にて販売されているもの
(「トクホ」「機能性表示食品」等を除く)
■C群…B群のような表示がなく、格別な健康への配慮はされていない一般製品
スーパー・コンビニ・100円均一等にて販売されているもの

世間の製品の状況Ⅰ【活性度(波動値の高さ)】

世間の製品の状況Ⅰ

■製品の波動値には、平均的なもののほかに、それより高いものと低いものがあります(波動値の分布)。
上のグラフでは、カテゴリー別に、平均(棒の中央、色の濃いところ)と、その上下35%ずつ、計70%が該当する、と推定される範囲を示しました。* お手元の波動値(平均値)が図のなかでどこに位置するのかをご覧ください。一般に、上下とも、平均に近いほど、該当する製品の数は多くなります。

*したがって、その上下(描かれていない部分)にも、格別高い、もしくは低い製品が、15%ずつ存在していることになります。

■グラフ全体についても、波動の高さとして中央付近(S +40 ~ S +50)に位置する製品は、一般的で需要の多いものであると考えられます。
■カテゴリーの分類に際しては、「健康」「自然」「生命力」「感情・精神」「(作り手・売り手の)意識」など、波動値の高低に反映する要因を手掛かりとしました。

世間の製品の状況Ⅱ【安心度(バランス)】

世間の製品の状況Ⅱ

■《安心度(バランス)》 とは
ひとつの製品であっても、測定項目によって波動値は異なり、数値間に差異が見られます。
《安心度》は、この差異から割り出したもので、以下の性質を表します。
・ 高値= 格差が小さく、バランスがよい。誰もが安心して利用できる (食品など)
・ 低値= 格差が大きく、アンバランス。特定の強力な作用が望める反面、リスクを伴う (薬など)

* 《安心度》の計算式は、アクアタック研究室が作成したものです。
■グラフの説明
《安心度》は、「天然石専門店の石」や各「A群」では高く、「医薬品」などでは低い、という傾向があります。
カテゴリー別に、製品の約70%(平均値と、その両側35%ずつ)が分布すると推定される範囲を描いています。
特定の効能を持たない「食品/C群」の《安心度》が低い理由として、添加物などの影響が考えられます。「医薬品」や「トクホ」のように特定の効能を目的として設計されたものではありませんから、想定外の偏りが生じていることになります。

注意喚起

安全性が高く、汎用性もあり、活用シーンは豊富

形状はフワフワの微粉末。石鹸や歯磨き粉に混ぜ込んでもOKだ。食品規格なので、食品に混ぜ込みオリジナル製品として活用もできる。麻と桐の高貴なイメージもあり、さまざまなシーンでの活用が考えられるだろう。

活用シーン

原料も、国産・無農薬で育ったもののみを使用。
製造プロセスは特許出願済製法で高温・圧力・水蒸気賦活を施しており、各種安全性試験もパスしている。

なお、同社は炭の吸着力を最大限に高め、食品添加物炭(植物炭末色素)とは異なる、本物の「活性炭」の吸着力を体感してもらいたいと判断。伊那赤松妙炭・鎌倉珪竹炭・機能性ヤシ殻活性炭・紀州備長活性炭などの機能性食用炭™と併せ、サプリメントへの配合量を1日摂取目安量100mg以上配合、および食品添加物炭(植物炭末色素)を同時配合しない事を、商標利用の原則としている。

創業者 横山功夫氏に聞く

麻活性炭や桐活性炭を混合する事で相乗効果

炭プラスラボ 創業者 横山功夫

私は大学院時代から多孔質物質の研究に専念し、中でも「活性炭」の研究に明け暮れてました。「活性炭」は通常の食用炭の5~10倍の吸着力を持っています。

数百種類の草木類を炭化し調べる中で、植物により独自の道管(水を吸い上げる管)を有することから、その炭の吸着性能・吸着物質も様々であり、植物の特徴に応じて炭化手法を変更することで、吸着力を最大化できると分かりました。

中でも麻・桐は日本古来からの神聖な植物とされてきた特別な存在であり、弊社が起業前から真っ先に注目した素材でした。原料の選定から着手しましたが、国産の優良な麻・桐の入手に大変な労力と時間を費やす事になりました。また、麻や桐は樹木ではなく植物であり、高温で炭化すると灰になりやすく、炭の多孔質性が崩れてしまうため、「活性炭」にする事は至難の技であり、その手法の開発にも長年の歳月を費やしました。

麻も桐も炭化すると、カサ比重の軽くフワフワな炭になります。その炭を活性炭にする事で、食物油脂(マヨネーズ)や食用油(ラー油やサラダ油)への吸着性能を最大化できます。

特に麻活性炭や桐活性炭を黄金比率で混合する事で相乗効果が最大となり、それぞれの単体活性炭の数倍も能力が増強することが分りました。この2つの複合原料を「麻炭・桐炭活性炭」と命名し、世に出せることは私にとって至福の喜びです。

この原料は比表面積が1500平米/gを超え、活性炭としての各種有害物質への吸着能力を大変強く有する他、油への吸着が強力なため、焼肉やラーメンなど油を多く摂取する食事の前にサプリメントとして飲用する事で多くの油脂を吸着することが期待できます。

また麻や桐本来の細胞壁を壊すことなく炭化しており、「その植物の持つエネルギーを大いに活用できる」事から、ロウソクや石鹸・シャンプー、歯磨きに練り込んでの使用も大変面白いと考えています。

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