ビタミンCの吸収率を高める新技術
Fiber Interlaced Liposomal (FIL)
持続性
消化管内でビタミンCが徐々に放出され、吸収が促進され、効果が持続します。
安定性の向上
リポソームとの結合によりビタミンCの分解が軽減され、さらにフルーツの繊維によって安定化されます。
バイオアベイラビリティの向上
水性と親油性のバランスが持続し、ビタミンCのバイオアベイラビリティが向上します。
IN VITRO試験
図1 ビタミンCの放出比較
リポソーム化がビタミン C の放出を阻害したことを示唆しており、長期放出用途に有利である事を示しています。
図2 模擬胃腸消化中のビタミンC放出率比較
胃内でのFILビタミンCの安定性が優れており、腸内での放出と吸収が良好であることを示しています。
臨床試験
二重盲検プラセボ比較試験
対 象 者::18歳から65歳までの12⼈の健康な男⼥
試験方法:二重盲検法により、クロスオーバー試験を実施した。
⼀晩絶⾷した対象者にリポソームビタミンC 製剤 600 mg(200mgのビタミンCを含むリポソームビタミンC)またはプラセボビタミンC製剤600mg(200mg のビタミンCを含むリポソームではない製剤)を、200mLの⽔と⼀緒に経⼝投与した。
試験結果
図3 リポソームビタミンC製剤とプラセボビタミンC製剤の血中ビタミンC濃度比較
結論
リポソームビタミンCは通常のビタミンCと比較して、体内への吸収率を高めると認められた。